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祖母との別れ、そして介護に思う事。

6月27日、大好きだった祖母が90歳で亡くなりました。
一時帰国して一度2泊3日で実家に戻り、その後は主人の家で生活して、明後日からまた平日は実家暮らしと思っていた矢先の事でした。
亡くなる前に会えた事は本当に良かったけど、私達の帰りを待っていてくれたのかなって思うと本当に切ない気持ちでいっぱいでした。

一年前ぐらいから認知症の症状があり、3月末に転倒のため骨折してからは寝たきり状態だった祖母。
それまでは大病もしたことがなく入院などもしたことがなかったので、初の寝たきり生活が耐えられなかったようで、「起こしてくれ」「トイレに連れて行ってくれ」とずっとベット上で要求してました。でも認知症のためもあってそうの要求に応えても満足してくれるわけでもなく、正直母も実母ながらかなりまいっていたと思います。
そんな様子を実家に戻って間近で見ていたので、帰国中はすこしでも手伝えて、母のストレスが減ればいいなと思っていたけど、それも間に合いませんでした。
祖母は夜中もあまり睡眠薬が効かず、要求をしていたようです。
なので母は見に行かなくてもやはり気になって自分の部屋では寝られず、茶の間でうたた寝様態で3ヶ月過ごしていました。
訪問看護の方には「気にせず休んでいいんだよ」って言われるけど、それは出来なかったって言います。
認知症の介護の大変さはやってみないとわからないと母は言っていたけど、本当にそうだなと数日でも実感しました。
仕事なら割り切れるし休みもあるけど、家族の場合はそうはいきません。
言ってもわからないと思っていてもつい怒ってしまったり手が出てしまったり。
虐待はいけないなんて皆わかっていることだけど、それでも我慢出来ない行き場のないストレスが向けられてしまうのは、実際問題事実なんだと思います。
以前福祉施設に勤めていた私としては、施設の利用は悪い事ではないと思っています。
家族にも自分の時間が必要だし、自分の人生があると思うから。
でも施設も何十人、何百人もの人が順番がまわってくるのを待っていたり(祖母の場合は介護度が高かったので優先順位は上でしたが)、場所に寄っては高額な費用が必要だったりと、誰もが簡単に利用出来る場所ではない事も今回よくわかりました。
祖母も「施設には行きたくない」と最後まで言っていたようです。

母は祖母が亡くなった後、祖母の写真を見て何度も「ごめんね」謝ってました。
その姿は介護を終えた人の多く見られる姿なんではないかなと思います。
祖母は私にとっても優しい大好きなおばあちゃんだったし、ご近所の方がみんな声をそろえて「穏やかないい人だったね」って言ってもらえるぐらい素敵な女性だったと思います。
それは母も認めることです。
なのに最後は母が謝るような関係になってしまったことは、介護の難しさを物語っているんだと思います。
介護される側もする側も両方が心に安らぎを持てるような、そんな支援が社会に出来たらいいな改めて考えさせられました。
最後になっちゃったけど、亡くなっても人の心に残れるような祖母のような生き方が出来ればいいなと思います。





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テーマ : 伝えたいこと - ジャンル : 日記

2009/08/07 09:58 | 日記COMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

大変だったんだね、家族に看取られて大往生でおばあちゃんはさぞかし幸せだったろうと思うよ。

介護は誰にもふりかかってくるかもしれないよね、育児だってこれからなのに…考えると不安になってしまうね。

No:1079 2009/08/11 10:37 | しー #- URL [ 編集 ]

>しー様
家族に看取られて、自分の家で最後をむかえられたことは、おばあちゃんにとって本当にしあわせなことだったと思います。
介護はいつ自分にふりかかってくるかわからない問題ですよね。親なのでみてあげたいとも思うし。
先の事も考えておかないとってことなのでしょうか。

No:1080 2009/08/11 20:25 | sugar #- URL [ 編集 ]

今日も認知症についての特集番組を見て、
涙が止まりませんでした。
私の父方の祖母も病気で入院してから、
元気になることなく、植物人間のようになって12年生きました。
うちの母もそれで体を壊したこともあります。
そして、今、母の実母は認知症が始まっています。
大きな存在で、いつも優しく、大きな愛で包んでくれていた人が、認知症になって、介護を必要とするなんて、本当に切ないし、出来る事なら見てあげたいって思いますよね。
でも、それは本当に大変なことなんですね。
誰にでも、介護という大きな大切な問題はくるんですよね!
出来る限り、いろんな方の力を借りて、
無理のないように、介護出来る社会になるといいのにね。
お母様、本当に頑張られたんですね!
がんばってもがんばっても、『ごめんね』になってしまう気持ち、わかります。
きっと、おばあさまは幸せだったと、天国でおもってるはずですよ。

No:1081 2009/08/12 23:54 | pancake #- URL編集 ]

>pancake様
家族に看取られた祖母は本当に幸せだったと思います。
pancakeさんのコメントを読んで、世の中には同じように苦労している人が沢山居るんだなって思いました。
同じ思いの人が励まし合って、気持ちの分だけでも介護の負担が軽くなるといいのかもしれないですね。
今回は人ごとではなく、本当に考えさせられました。

No:1082 2009/08/19 04:44 | sugar #- URL [ 編集 ]

 私の家も、私が高校3年生の頃、祖母が認知症の症状がありたびたび家を飛び出してしまったこともありました。あの頃、まだまだ子どもだった私はおばあちゃんに対してひどいことを言ったこともありました。
 ただ、ばあちゃんは病院でなく家で息を引き取ったので、それはそれでよかったのかなと思うんだ。
 先日、家で家族が集まった時に、両親にお願いだからぼけないでねって、そんな笑い話もしたりしたよ。
 
 

No:1083 2009/08/20 18:14 | ポー #- URL [ 編集 ]

>ポー様
認知症ってすごく増えてるんだな~って皆のコメントからも思います。
ポーさんの家も大変だったんだね。
介護する側の負担もあるけど、家で最後を迎えられるってことは最高の幸せなのかもしれないね。
私も母親のボケ防止のお守り買ってあげようか?って言ったら、「まだ早い」って断られました(笑)
ボケてからじゃ遅いのにね~~(笑)

No:1088 2009/08/29 03:29 | sugar #- URL [ 編集 ]

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